年始の過ごし方は、毎年同じではありません。
ただ一つ決めているのは、必要な日数の休みを必ず確保するということです。
リセットする日程は年によって違いますが、流れを一度整える時間は、毎年欠かさず取るようにしています。
今年は1月1日から5日までを休業期間とし、6日からいつもの流れに戻ります。
この間、仕込みについてはシェフが必要な分だけ入り、トータルで4時間弱の作業を行いました。
私は5日に、おせち作りの後の汚れ落としと、店内の整理を1時間ほど行ったのみです。
それ以上の作業はせず、無理に動かすこともしませんでした。
年始から判断や確認は続けていますが、体を動かすことは最小限にとどめ、
無理のない状態で、通常の営業に戻れるようにしています。
考えることと、動くことのバランスを崩さないことも、店を続けていくうえでは大切な要素だと感じています。
飲食店経営は、短期的な勝負ではなく、長く続けていくことが前提です。
そのためには、売上やオペレーションだけでなく、体調や判断の精度といったコンディションも含めて整えておく必要があります。
年始にしっかり休みの時間を取ることは、手を抜くためではなく、次の営業を安定して迎えるための準備だと考えています。
年末のおせちでは、あらかじめ売上の設計をして取り組んでいます。
だからこそ、年始に焦る必要はなく、落ち着いた状態で、いつもの流れに戻ることができます。
特別なことをしているわけではありません。毎年、自分たちのペースを崩さないようにしているだけです。
それでも、今日やるべきことを、今日のうちに整える。ただ、それを淡々と繰り返すだけ。
今年も、そんな年始を迎えています。
Turu no Omotenashi
オーナー 今鶴 博